7日、フジテレビは都内で春の改編会見を行い、フジ側は両番組の打ち切りを否定した。2016年で番組開始から20周年目を迎える「めちゃイケ」、一方の「みなおか」は1997年から番組がスタートしているため、来年の2017年には放送開始20周年を迎える。両番組とも節目の時期となっている。
2つの番組はフジテレビのみならず、日本を代表とするバラエティ番組で、バラエティ業界を引っ張ってきた人気コンテンツ。ただ、最近では視聴率も右肩下がりとなっており、度々「打ち切り」説が囁かれてきた。
「打ち切りになるワケがない。例えば、2つの番組を打ち切りにしたとしても、後番組が2番組以上に視聴率を獲れると思えない。もっと、視聴率が下がると思います。そもそも、2番組以上に良い番組を制作できないでしょう。それともう1つ。メイン番組を継続させる理由としては、『27時間テレビ』などの特番が関係している。『27時間テレビ』のコンテンツは、基本的にフジの人気番組がメインを務めることが多いので、番組を打ち切りにしてしまうと、特番の際に利用できなくなるというデメリットがある」(テレビ関係者)
また、フジ側からの視点だけでなく、とんねるず、ナインティナインのタレントに焦点を当ててみても、現状での「打ち切り」はありえないという。
「番組をブランド化し、金になるコンテンツとして確立させたとんねるずとナイナイはフジにはとってみれば、まさに功労者。特にとんねるずの功績は計り知れないですし、とんねるずは全局を通して『みなおか』しかレギュラー番組を持っていない。フジ側が打ち切りを申し出ても、とんねるず側がそう簡単に首を縦に振るとは思えないです」(芸能記者)
現時点では2番組は継続していくが、何が起こるかわからないのがテレビ業界。2番組とも視聴率の低下が目立っているが、テレビ業界を盛り上げるためにも、なんとか奮起して欲しいものだ。