当時38歳とは思えぬ美貌に、ネット上では「あの時代を思い出した」「まだまだ現役で行けるのでは」といった声が聞こえる。雛形あきこは、巨乳グラビアアイドルとして90年代にブレイク。『めちゃイケ』の前身となる『めちゃ×2モテたいッ!』のレギュラーに抜擢されている。そこで共演したナインティナインの岡村隆史とは浅からぬ因縁がある。
「放送開始時、雛形は17歳の現役女子高生。対して岡村は25歳で、若手芸人としてもっとも脂が乗っている時。そのころ、岡村は雛形に目をつけていたようです。なにしろ巨乳で濃い目の顔立ちというのは、岡村の『どストライクゾーン』のタイプですからね。とはいえ、直接手を出すことはせず、『雛形で手淫(オナニー)したことがある』『あいつとは妄想でずっと付き合っていた』とのちにラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送系)で暴露し、笑いを誘っていました」(放送作家)
さらに、『めちゃモテ』では、雛形にセクハラを繰り返す岡村のキャラも定着していた。このシーンからは、あの名物企画が誕生することになった。
「『ヨモギダ少年愚連隊』シリーズですね。雛形へのセクハラを繰り返す岡村に激怒した、茨城の中学生ヨモギダ君が番組に抗議の手紙を送ってきたため、直接対決へ向かいました。そこで友情を育み、彼の大学受験、就職、結婚といった人生の節目に長期密着する名物企画が誕生するきっかけとなりました」(前出・同)
『めちゃイケ』の11日の放送では、岡村が全出演者に直接番組終了を伝えに行く企画が放送された。その中で、「当時女子高生で番組に出演していた雛形に、現在女子高生の娘がいる」と紹介されたナレーションも印象深い。番組最終回へ向けて、雛形と岡村の関係がどういう展開になっていくのかが気になるところだ。