かねてから、枝豆社長説は取りざたされてきたが、どういった点が社長向きといえるだろうか。
「たけし軍団のリーダーはガダルカナル・タカです。調整派の人間であり、軍団メンバーからは“親方”と呼ばれていますね。枝豆はタカの地元の幼なじみであり、軍団入りする前は、コンビのカージナルスとして、『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)へ出演するなど活躍していました。枝豆は軍団の後輩たちには、礼儀作法などを厳しくしつけてきました。ちゃらんぽらんなイメージが多い軍団メンバーの中では、真面目な人物といえるでしょう。なおかつメンバー間でもっとも先輩格にあたり、教育係の側面もあることから人の上に立つ人間と判断されたのでしょう」(芸能ライター)
さらに枝豆は、師匠であるビートたけしとの絆も人一倍強い人間でもあると言えるだろう。
「枝豆は芸人になる前は右翼団体に所属し、総会屋として暴れまわるなど武闘派の人間として知られました。顔の骨が曲がるほど喧嘩を繰り返していたともいわれますね。そのため、1986年の『フライデー襲撃事件』では危険すぎるという理由で、あらかじめ参加メンバーから外されていました。翌日、事件を知った枝豆は一人で殴り込みへ行こうとしたところ、たけしが警察署から電話をかけてきて、行動を止められたエピソードがあります」(前出・同)
師匠ビートたけしとたけし軍団の変わらぬ絆を証明する人物としても、つまみ枝豆は最適な人物といえるのかもしれない。