2回目の始球式となった吉本は、「本番ではノーバンを狙っていたのですが、ワンバンで着いちゃって」と悔しさを滲ませるも、「全力で投球できたのでよかったなと思います」と笑顔を見せた。自らのパフォーマンスを「100点」と自己採点。
「罪の余白」では、吉本は、教師や生徒、警察の心を操り、スクールカーストの頂点に君臨する狡猾で残忍な少女・木場咲を演じる。「この役と向き合えるのかなと最初は不安でした」と本音を明かし、「木場咲になる役作りが一番苦労したところです」とも。
撮影では、「内野聖陽さんとお芝居をするときに、お芝居として引いちゃうと、本当に失礼になってしまうので、引かずに、遠慮なしに、演技をさせて頂きました」と、劇中で対峙する俳優の内野との共演にも全力で取り組んだエピソードを明かした。
「色んな方からのアドバイスを頂き、お芝居をしながら自分で見つけるものもありましたし、監督からのアドバイスもありました。撮影も、木場咲に成りきって無事に終えたのかなと思いました」と振り返り、「人の邪悪な部分を精一杯演じさせていただきました。愛情、友情、恐怖、復讐、色んな感情が詰まった作品となっています」とメッセージを送った。(竹内みちまろ)