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日経賞 25日(日)=中山11R 本紙・橋本記者がマツリダゴッホ陣営を直撃

 −−今年初戦のAJC杯は、2連勝で待望の初重賞制覇を達成しました。好調の秘密を教えてください。
 佐藤勝美助手「昨年の秋口までは、SS(サンデーサイレンス)産駒特有のカッカしたところがあったけど、暮れあたりから影を潜め、いい意味でズブさ(落ち着き)が出てきた。2連勝はその賜物。とにかく、心身の成長が著しいし、貫録が出てきましたよ」

 −−2着インテレットを5馬身突き放したAJC杯の勝ち方は半端じゃなかった。この馬の長所はどこですか。
 佐藤助手「とにかくスピードは抜群。それと、ここ一番の叩き合いで負けない勝負根性でしょう」

 −−中間の調整過程は?。
 佐藤助手「当初から日経賞を使って天皇賞・春という青写真ができていたので、短期放牧に出していた。天皇賞は栗東に滞在して調整する手はずです」

 −−最終追い切り(南Dコース5F63秒8→50秒1→37秒0→12秒5=馬なり)の感想をお願いします。
 佐藤助手「リラックスして走っていたし、反応も良かった。状態に関して心配な点は何ひとつないですね」

 −−相手関係はどう見ますか。
 佐藤助手「同じ4歳馬で上がり馬のネヴァブションが怖い。厩舎が前なので見る機会が多いけど、馬っぷりがいいし、競馬も充実している。油断のならない相手です」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 佐藤助手「ノリさん(横山典騎手)は行く馬がいないので(掛かることを)心配していたが、取り越し苦労でしょう(笑)。それに、ここを勝てないようでは夢がしぼんでしまう。前走のようにリズム良く走れれば、自ずと結果はついてくると確信してます」

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