ヒラ刑事役の陣内孝則がベルサーチのスーツに身を包みデザイナーズマンションに住む、ありえない設定の『君の瞳をタイホする』、江口洋介、福山雅治、いしだ壱成、酒井法子ら豪華出演者が話題となった『ひとつ屋根の下』、元SMAPの木村拓哉らが出演した『あすなろ白書』などのVTRが流れた。
これを受け、ネット上では「うわ、懐かしいわ」「この頃って、ネットもないからテレビ見るくらいしかなかったな」といった思い出話が聞かれた。
またスタジオには、当時のドラマに出演していた陣内、浅野ゆう子、柳葉敏郎らが出演し、思い出話に花を咲かせた。特に、浅野は数多くのトレンディドラマに出演し、当時のイイ女ナンバーワンであり、梅沢も「俺ならすぐナンパする」と話し、笑いを誘っていた。陣内もあくまで演技の一環として「(浅野との)キスシーンでは舌を入れていた」ようだ。
さらに、番組制作時のエピソードも披露され、公園で風船を飛ばすシーンは事前に許可を得ていなかったため、「プロデューサーが公園の職員を羽交い締めにしてその間に撮影していた」と陣内が裏話を暴露していた。ほかにも、渋谷のスクランブル交差点に俳優だけを置いて動いてもらうゲリラ的な撮影も行っていたようだ。有名人が突然現れるわけで、その場にいた人はパニックであろう。
これには、ネット上では「武勇伝調に語られるけど、これ今なら大問題だよな」「そこらへんの迷惑ユーチューバー以上」「というか裏番組の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のスタッフよりひどい」といった声が聞かれた。
フジテレビは、ネットのコピペ情報をワイドショーで使ってしまうなど、多くの凡ミスをやらかしている。そのため、「このころからフジテレビのスタッフって常識はずれだったんか」といった指摘も聞かれた。一方で、「コンプライアンス重視になりすぎたから、フジテレビがつまらなくなったんじゃね?」といった声も見られた。思い出話に浸るはずが、思わぬところでネット民のツッコミを浴びてしまった形といえるだろう。