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“不良債権”を処理し始めたフジテレビ

 フジテレビ系の昼帯ドラマ枠“昼ドラ”とタレントの小堺一機(59)が司会を務める同局昼の長寿番組「ライオンのごきげんよう」がともに来春で終了することを、一部スポーツ紙が報じた。

 “昼ドラ”はフジの系列・東海テレビが制作。1964年5月にスタートし、民放の連ドラとして異例の長さを誇ってきた名物枠だったが来年3月で終了。52年の歴史に幕を下ろすことになった。

 80年代には「愛の嵐」、00年代には「真珠夫人」や「牡丹と薔薇」など、ドロドロした愛憎劇と強烈なセリフや展開を売りにした作品が社会現象にもなり、同枠のドラマをきっかけにブレークした俳優・女優も多かったのだが…。

 「このところ、なんでも規制、規制が叫ばれ、以前のように過激な表現や問題になりそうな表現がNGに。そのため、アットホームなドラマが多くなったことも視聴者離れを加速させた。全盛期には2ケタだった視聴率も2〜3%台に低迷。フジの昼の時間帯の全般的な不調に拍車をかけてしまっていた」(テレビ関係者)

 一方、「ごきげんよう」は前身番組も含めて31年放送されてきた。おまけに、スポンサーは大手家庭用品メーカー・ライオンの1社提供で、そう簡単に打ち切られることはないと思われていた。

 「局の上層部が全体の制作費を抑えることを決定。真っ先にやり玉にあげられたのが小堺の高額なギャラだった。視聴率も悪い時は2%台を記録するなど、局内ではすっかり“不良債権”扱いされてしまっていただけに、打ち切りは仕方ないだろう」(フジテレビ関係者)

 番組全体を見回すと、まだまだ“不良債権”と呼べそうなものが多いだけに、低視聴率番組の出演者たちはいつ打ち切りになるか戦々恐々に違いない。

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