「あまちゃん」の後を引き継いだ朝ドラ「ごちそうさん」(杏主演/月〜土曜日午前8時〜)の勢いが、止まらないのだ。
第11週(12月9日〜14日)の週平均視聴率(数字は以下、すべて関東地区)が、24.0%まで跳ね上がった。
同週は、主役のめ以子(杏)の義姉・和枝(キムラ緑子)が再婚しようとしていた男が詐欺師で、だまされて自殺未遂を図った。め以子の妊娠が分かり、いたたまれない気持ちになった和枝は、縁談を受けて、西門の家を出るという展開だった。
ここまで、週平均視聴率は第1週(9月30日〜10月5日)=21.07%、第2週(同7日〜12日)=21.22%、第3週(同14日〜19日)=21.65%、第4週(同21日〜26日)=21.85%、第5週(同28日〜11月2日)=21.92%、第6週(同4日〜9日)=21.00%、第7週(同11日〜16日)=21.72%、第8週(同18日〜23日)=22.35%、第9週(同25日〜30日)=23.18%、第10週(12月2日〜7日)=23.4%と推移。第11週では、24.0%まで上がった。
数字が前週比で落ちたのは第6週のみで、その週以外はアップを続け、現在11週連続で週平均視聴率が21%を超えている。
全話平均で20.6%だった「あまちゃん」をはるかにしのぐ勢いで、視聴率をアップさせている「ごちそうさん」。どこまで数字が上がり続けるのか、注目されるところ。
(坂本太郎)