11日に放送された初回の視聴率は10.6%といきなりつまずいたが、第2話にして早くも1ケタに転落。ドラマは夢破れた元プロミュージシャン(福山)と対人関係が苦手な孤独な女性(藤原さくら)が出会い、音楽を通じて心を通わす感動のヒューマン・ラブストーリー。福山は昨年9月、女優の吹石一恵と結婚。結婚後、初の連ドラ主演作としてかなりの期待を背負っていたが、スタートダッシュに大失敗してしまった。
「10年前ならいざ知らず、アラフィフで既婚者の福山が20代の女性と恋仲になるストーリー展開に共感する視聴者はあまりいないのでは。ネット上にもそのような意見が多く書き込まれている。関係者の間では、『福山よりもこの時期だったら、同じ事務所のディーン・フジオカの方が数字を持ってるのでは』とささやかれてしまっている。もはや、ディーンをゲスト出演させるぐらいしか視聴率をアップさせる策は見つからないのでは」(テレビ誌記者)
ネット上では初回放送後、福山の所属事務所の意向を受けてか、ドラマの“魅力”についてPRする記事が目立ったが視聴率アップにはつながらなかった。
「一部では、ドラマでは制作委員会方式で制作、スポンサーを募ってリスクを分散させ、利益が出たら山分けとなるため、視聴率はそれほど気にしていないのでは、と報じられた。しかし、あまりにも数字が低いと、利益が出るはずのオンデマンド配信やDVD化でも利益を上げることができず、赤字の可能性も。この数字だと当たれば利益がでかい映画化はなさそうだ」(芸能記者)
早くも福山人気の凋落ぶりが露呈してしまったようだ。