天才子役の名をほしいままにしてきた芦田だが、14年1月期の日本テレビ系「明日、ママがいない」以来の連ドラ主演。シャーロットは14年のNHK連続テレビ小説「マッサン」以来の主演で、民放の連ドラは初出演となった。
ドラマは東京の下町を舞台に、芦田は4人きょうだいの2番目の長女役。母を亡くし、家事全般を引き受ける中、きょうだいたちの父が米国で知り合い、交際0日で電撃結婚した米国人女性をシャーロットが演じ、義母に対する“高い壁”となる芦田とシャーロットの対決が見どころだったのだが…。
「『明日、ママがいない』は児童養護施設を舞台にしたドラマだが、描写に対して関係各所からクレームが入るいわく付きのドラマとなってしまった。それもあって、芦田はドラマを自粛していたが、その間にどんどん“商品価値”が下落。一方、シャーロットは『マッサン』のクオリティーが高かったので劇中では輝いた。ところが、その後、歌手デビューしたりミュージカルに挑戦したり、方向性が定まらず。そうしているうちに安易に民放の連ドラ主演のオファーを受けてしまい散々な結果になってしまった。そんな2人に頼らなければならないフジはすでに末期症状。もはや、視聴率回復は見込めない」(放送担当記者)
一方、同ドラマの裏番組、嵐の松本潤が主演したTBS系ドラマ「99.9‐刑事専門弁護士‐」は初回15.5%で今季のドラマで最高の好発進。両ドラマがくっきりと明暗を分けてしまった。