今年で69回目を数える球宴に、ファンから選出されるのは一体どのような選手たちなのか。今回は10日の中間発表を元に、パ・リーグ各部門の選出圏内に位置する選手たちを以下に確認していきたい。
■投手
先発:千賀滉大(ソフトバンク/18万7109票)
中継:宮西尚生(日本ハム/19万7372票)
抑え:松井裕樹(楽天/24万7906票)
千賀、松井の両名は、それぞれ2位の山本由伸(オリックス/12万4612票)、増井浩俊(オリックス/10万8693票)を大きく引き離し1位での選出が濃厚。一方、宮西は2位の甲斐野央(ソフトバンク/17万5262票)を抑えつつの1位となっている。
■内野手
捕手:森友哉(西武/30万1168票)
一塁:山川穂高(西武/37万3807票)
二塁:浅村栄斗(楽天/28万5073票)
三塁:レアード(ロッテ/28万9073票)
遊撃:今宮健太(ソフトバンク/24万4262票)
パ・リーグの内野手各部門は、今宮を除く全員が25万以上の得票を獲得しトップ当選へ突き進んでいる。なお、山川の得票数は14日時点においても、両リーグ最多得票をキープし続けている。
■外野手
1位:秋山翔吾(西武/35万7938票)
2位:吉田正尚(オリックス/25万8393票)
3位:柳田悠岐(ソフトバンク/22万7005票)
昨年ファン投票で選出された3名が、今年もここまでは強さを発揮している。柳田は現在も怪我で長期離脱中だが、それでもファンからの人気は揺らいでいないようだ。
■DH
1位:近藤健介(日本ハム/17万7038票)
パ・リーグのみに設けられているDH部門は、2位のデスパイネ(ソフトバンク/15万7895票)を僅差でかわし近藤が1位に。仮にこのまま順位が変わらなければ、近藤は2年連続のDH部門1位選出となる。
以上が、10日時点におけるパ・リーグの選出圏内選手たち。この現状が残りの期間でどう変化するのか、山川の両リーグ最多得票も含めて要注目だ。
文 / 柴田雅人