「これまでは、全国のグループのチームの中で、もっともファンの中で話題になっていたのは、SKE48の研究生公演と言われてきました。ただ、最近はAKB48の研究生公演が素晴らしいと話題になっています。とにかくがむしゃらで、一人でも自分のファンを増やそうという必死さが伝わってくる」(アイドルライター)
AKB48の研究生公演の中心は、14期生の“三銃士”と呼ばれている小嶋真子(16)、岡田奈々(15)、西野未姫(14)。彼女たちは、6月に行われた総選挙でランクインはしなかったものの、ファンからの評価は高い。そんな彼女たちを先輩である13期生が支えている布陣だ。また、そこにスキャンダルで坊主頭となった経験豊富な初期メンバーの峯岸みなみが入り、MC力もアップ。当初は、峯岸に遠慮気味であった研究生たちも、今では、すっかり打ち解けたようで、最近では、峯岸自身のgoogle+でも、同期の高橋みなみや、小嶋陽菜との写真よりも、研究生たちの写真の方が多くアップされるようになった。
「もともと、AKB48は、プロの集団ではなく、将来の芸能界での活躍を目指すために集まっていることがコンセプト。ただ、正規チームの人気メンバーは、もはやタレントとして完成してしまっているものも少なくない。そんな中では、もっともAKB48っぽさを体現できているのは研究生たち。そもそものコンセプトに魅力を感じているファンが研究生に目が行くのは自然の流れでしょう」(同)
正規メンバーの中には、「研究生の時の方が人気があった」というものも少なくないという。国民的アイドルとまで言われるようになってしまったAKB48グループだが、その神髄を知ろうと思えば、研究生に注目するのが、ベストかもしれない。