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AKB48 チームAの新キャプテン・横山由依はもともと干されメンバーだった!

 アイドルグループ、AKB48の横山由依が、卒業した篠田麻里子の指名を受けてチームAのキャプテンに就任、23日には秋葉原のAKB48劇場で、「チームAの先輩や後輩も、居心地のよい、みんなで助け合って、楽しい事もつらい事も悲しい時もみんなで一緒に乗り越えていけたらいいなと思います」と所信表明を行った。

 横山由依はAKB48の9期生。チームAには彼女よりも先に加入したメンバーも在籍していることから、今回のキャプテン就任は大抜擢とも見えるが、同期ではもっともはやく正規メンバーに昇格、選抜常連となり、メディア露出も多いメンバーであり、ファンの一部からは、「横山は将来、高橋みなみの後継者として総監督になるメンバー」と見られていたため、決して驚きの人事ではなかったようだ。

 ただ、横山が、加入時からずっと“推されメンバー”であったかといえば、決してそうではない。研究生時代は京都から夜行バスで秋葉原まで通っていた彼女だが、当初は研究生が多数出演したコンサートに出演することができないなど、同期の中でも決して恵まれてはいなかった。ダンスも未経験であったことから、本人も、「後ろから3番目の中には入っていた」と語っている。

 しかし、劇場支配人から、「レッスンの量は人一倍、物凄い努力家」と評価される彼女は徐々に頭角を現していく。やがて、2010年に同期ではもっともはやく正規メンバーに昇格した。この昇格発表時に、今回、彼女をキャプテンに指名した篠田麻里子は、「AKBの中で高橋みなみの次に尊敬している」との言葉を贈られている。また、AKB48の地方組として、指原莉乃(現・HKT48)、北原里英、大家志津香などと交流が生まれたことも、その後の人気に大きく影響した。

 努力で自身の“運”を呼び込んだ横山が今後、どうやってチームA、またAKB48グループを引っ張っていくのか注目だ。

写真:渡辺麻友と横山由依(右)

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