しかし、実は、これらの賞は2015年に創設、2016年から個人表彰が始まって以降、受賞したのはすべて映画への出演がある人ばかり。今年の他の受賞者を見ても、「エル ベスト アクトレス賞」には寺島しのぶが、「エル メン賞」には東出昌大が選ばれているあたり、確かに“場違い”な気もしてしまう。
もちろん、そんなKōki,に対し、ネット上は「映画に出たことない私が賞を貰えるなんて有り得ないと普通の感覚なら辞退する」「映画界で本気でがんばっている方を敵に回すことになった」などと、大バッシング。中には、「映画出演がないのに受賞できる映画賞って、思わず笑っちゃった」とかえって面白く感じた人もいるようで、「もうM-1グランプリも優勝でいいよ」「この調子なら、年末のレコード大賞も総ナメにしそう」「沢村賞ももらえそうな勢い」など、大喜利のようなコメントが続いていた。
しかし、ここまでのバッシングが相次げば、本人も少なからず世間の空気を感じ取っているはず。しかし、そんな姿を見せることなく、あくまでも堂々とした佇まいは、逆に大物感を漂わせる。
「Kōki,さんは弱冠15歳。普通なら心が折れて、もう表には出たくないと思ってしまうと思いますが、こういった批判が出ることはデビュー前から両親である工藤静香さんや木村拓哉さんに教え込まれていたのでしょう。工藤さんは木村さんと結婚した時点でかなりのバッシングを浴び、さらにSMAP解散の際も黒幕だったと言われて批判された。今でもそういった批判は続いていますが、それでも本人は全く気にすることなくSNSを更新し続けていますね。こういったメンタルの強さを娘さんも見習っているのでしょう」(芸能記者)
まさに、最強親子ということか…。