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競輪穴男列伝 13日開幕松戸記念 4日間頭から狙いたい柴田洋輔

 松戸のGIIIは13日から16日まで。このシリーズの狙い目はまず榊枝輝文(福島)だろう。これまでスピードはあるが線の細いレースをしていた。差し脚、まくり脚も戻っている。

 前橋の寛仁親王牌では佐藤悦夫(秋田)のまくりを差して1勝。そのあとやや低迷したが、伊東FIでは目標なしとみるや、中村美千隆(兵庫)をまくって9秒8で後ろをちぎっている。
 今回の松戸戦は選抜スタートだろう。榊枝は目標のない方がバックからまくって強烈な脚を見せる。準決で佐藤友和(岩手)と乗り合わせて番手なら逆転もある。佐藤マークは斉藤登志信(宮城)だろう。踏み出しは悪いが、追いかけてからの伸びがいい。そのスピードに乗って榊枝の追い込みも面白い。近況では人気薄だから買い目。
 まくりといえば伊藤正信(愛知・68期)も33では動いてくる。6月の松戸FIでは(3)(3)(5)。初日は松田優一-坂巻正巳の茨城ラインの3着に届いて2万4680円の3連単高配当を出した。その後も富山、奈良と33を走って、富山の初日選抜では高城信雄(兵庫)を追い込んで1着、3日目は吉田敏洋(愛知)の4回転まくりにタイヤ差2着と短い直線でも鋭さを発揮している。今回の松戸は金子貴志(愛知)山田裕仁(岐阜)とマークの目標にも事欠かないし、中近ラインがいなければ、流れに乗ってまくり脚を見せるケースも期待できる。
 地元バンクのGIII初登場の柴田洋輔(東京)はS級2場所目の奈良FIを3連勝した。川崎FIのあと、地元で一流クラスの胸を借りる。S級初戦の向日町FIでは先行出来ず(8)(5)(4)と敗退したが、奈良では初日先行して2着をちぎる出来。準決もホーム、バックを取ってマークのベテラン為田学(長野)が差せず、さらに3番手の坂上忠克(石川)もついたままの状態。決勝では得意のまくりで9秒5のラップで圧勝。2着の格上・中井達郎(静岡)を1身1/2と離して、レースぶりも落ち着いていた。
 さすがに92期のナンバーワン、地元での戦い方が将来を占うことになる。初日、先行できれば逃げ切り、先手とられてもまくりがある。練習バンクだけに失敗はないだろう。166cm、70kgと大きくはないが胸囲は1m、なによりも握力が魅力だ。左70kg、右76kgはハンドルの引きのバランスを完全にキープすることが出来る。
 90期や91期の先行のチャレンジはあるだろうが、準決で佐藤友和(岩手)荒井崇博(佐賀)と戦わせてみたい。主導権とれば、一矢報いるパワーはありそう。A級時代に苦労していただけに、精神面も強くなっている。4日間頭から狙いたい。

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