東京西拘置所で看守の仕事に就いている及川直樹(伊藤淳史)は、凶悪犯ばかりが収容されている死刑囚舎房を担当することになる。さまざまな死刑囚を見送り、新人看守として苦い経験を積む日々。ある日かつて同じ野球チームで憧れの先輩だった渡瀬満(ARATA)が殺人犯として収容され、心を閉ざした満と話す。さまざまな事情をかかえる満を何とか死刑から逃れさせたいと思うが…。
毎週、いろいろな罪で収容されている死刑囚とその関係者を豪華な俳優陣が演じていて、見る人にわかりやすく、社会派作品としてすごくまじめに頑張っているドラマ。でも、月曜日の10時にこの重苦しいドラマを見たいかと言われると、「悪いけどNO」って人多いんじゃないかしら。「食わず嫌いはダメ。死刑囚や冤罪、犯罪被害者の問題は決して他人事ではないのだから」とか某テレビ雑誌のコメント欄にも書いてあったけど、このドラマに出てくる死刑囚は罪を悔いてたり、逆にぜんぜん反省してなかったり、本人的には殺人がやむを得なかったり、まさにいろいろ。テレビの報道だけじゃわからない事も多くて考えさせられるわ。
詳しいキャストの発表はまだだけど、映画化も決まっている『モリのアサガオ』。贅沢微糖・伊藤くんはあいかわらずこじんまりとカワイイし、ARATAの透明感はさすが。物語もクライマックスに盛り上がってきているので、スマスマ見ている人もたまにはお父さんのためにチャンネルを合わせてあげて!(チャッピー)