26日、放映された特別編は、スポンサーの強い希望で急きょ編成されたいうほど好評だった同ドラマ。いまや社会現象になりつつあるほどの人気だが、当初、「ラスト・フレンズ」以上に話題を集めた「CHANGE」(フジ)や「ごくせん」(日テレ)を差し置く形で早々と映画化も決定したという。
「今年12月の公開を目指し、8月から撮影が始まる。『CHANGE』の制作費の3分の1で『ラスト・フレンズ』は制作している。コストパフォーマンスは非常に高い」(テレビ関係者)
そんな中、一人表情がさえないのが錦戸だ。瑛太(25)や長澤まさみ(21)、上野樹里(22)など同世代の共演者とも距離を置き、孤立気味というのだ。
「錦戸の気持ちも分からなくはない。本来なら彼が主演だった」と意味深発言をするのは芸能プロ関係者だ。
「実は日テレで錦戸主演のドラマ企画が内定し、後はクランクインを待つだけの状態だった」
人気マンガ「ツルモク独身寮」をドラマ化しヒロインには北川景子、広末涼子の2人が内定していたという。ところが、「原作者と脚本で折り合いが付かず結局、この企画は流れてしまった。錦戸はかなり悔しがっていた」(事情通)
アンラッキーな錦戸は、不本意な形で「ラスト・フレンズ」に出演することになったのだ。さらにだめ押しとなったのが劇中でのポジションだ。
「誰がドラマを観ても錦戸は準主役。しかも、錦戸は二面性を持ち、恋人の長澤に徹底的に暴力を振るうDV男。イメージ的には最悪です」(テレビ誌ライター)
錦戸がいら立っている理由がもう一つ…。かつてのライバルに先を越されてしまったのだ。
「錦戸のキャリアを考えれば、連ドラの主役を演じる資格は十分。しかし、いまだ連ドラ主演デビューをしていない。同じNEWSの内博貴が主演で復帰したことを考えれば確かに不遇といえる」(芸能プロ関係者)
ところが、皮肉にも錦戸に対する業界関係者の評価はすこぶる高い。
「演技力は抜群。『ラスト・フレンズ』が高視聴率なのは錦戸の意外性のお蔭。ドラマの貢献度はナンバーワンだ」(制作関係者)
棚からぼた餅ではないだろうが、連ドラ初主演は時間の問題のようだ。