浜田ばみゅばみゅは、日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」のワンコーナー「浜田アイドル化計画」から生まれたキャラクターで、本家・きゃりーぱみゅぱみゅの8つ下の妹という設定となっている。デビュー曲「なんでやねん」は、きゃりーの楽曲を手がけている中田ヤスタカが作詞作曲を担当し、衣装やミュージックビデオ、ジャケット写真などのビジュアル面は、増田セバスチャンが担当するなど、盤石の体制でプロジェクトがスタートした。
また11月24日、日本テレビ「ベストアーティスト2015」で浜田ばみゅばみゅは、きゃりーぱみゅぱみゅと初共演。きゃりーは自身のツイッターで「私の妹ちゃんの浜田ばみゅばみゅちゃん」と浜田とのツーショット写真を公開。たちまちネット上では「可愛い」などと大反響を呼び、リツイート数は13万件、いいね数は26万件を記録。大きな話題となっていた。
本家・きゃりーの援護射撃もあり、CDの売れ行きやダウンロード数でも期待されていたが、タワーレコード公式サイトでは、16日と17日のデイリーランキングTOP10ではランク外、ローチケHMV公式サイトでも、両日のデイリーランキング25位中ランク外。TSUTAYAでも両日のデイリーランキングで20位中ランク外となっている。
一方で、ランキング入りしたのはオリコンの15日付デイリーランキングで20位、16日付デイリーランキングで9位となっている。また、レコチョクのダウンロードランキングでは、16日のデイリーランキングで50位中27位、17日のデイリーランキングでは50位中28位。iTunes公式サイトでは、17日の時点で25位にランクインした。ランクインしたものの結果的に、TOP10を入りしていたのは、1つだけとなっている。
ただ様々なランキングを確認すると、Sexy Zone「カラフルEyes」、AKB48「唇にBe My Baby」、コブクロ「未来」、TUBE「灯台」、back number「クリスマスソング」、Superfly「黒い雫」、西野カナ「No.1」、Crystal Kay「何度でも」、星野源「SUN」、秦基博「ひまわりの約束」、西内まりや「Save me」、EXILE「Ki・mi・ni・mu・chu」など強力なラインナップがランクインしており、浜田ばみゅばみゅにとっては、かなり厳しい状況だったようだ。
爆発的な売れ行きを期待されていただけに、悲しい結果となってしまった。