報道をまとめると、小林容疑者の行方を追っていた警視庁の捜査員が、群馬県から直線距離で約1600キロ離れた沖縄県で小林容疑者を発見し午後5時半すぎに逮捕。小林容疑者は「まったく知りません」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は今年1月31日午後9時前、営利目的で同県太田市のコンビニ駐車場に停車中の乗用車内で清原容疑者に覚せい剤約0.2グラムを4万円で譲り渡した疑い。警視庁は清原容疑者が過去に複数回、群馬や栃木県に行った後に都内のホテルに入る行動を繰り返したとみられ、携帯電話の通信記録を解析し入手経路の捜査を進めていた。小林容疑者は群馬県桐生市出身の、“シャブばばあ”と呼ばれる60代の密売女の息子とみられるというのだ。
「清原容疑者はいまだに入手ルートについては口を割っていないが、あっさり売人が逮捕されてしまった。おそらく、売人が口を割るのも時間の問題だけに、勾留期限が14日から23日まで延長された清原容疑者は自分の“シャブ仲間”についても口を割ることになるのでは」(全国紙社会部記者)
また、15日にテレビ朝日系のニュースが報じたところによると、清原和博容疑者が150回分の使用量にあたる覚せい剤5グラムを、わずか1か月間で使い切っていた疑いが浮上。昨年12月末、群馬県のホテルに宿泊。その際、ベッドのシーツから、常習者の7倍の覚せい剤反応が出たというだけに中毒症状はかなり進行。逮捕されなければとんでもないことになっていたかもしれない。