報道によると、清原容疑者はテレビ出演を控えた昨年6月ごろ、広島県の医療関係者のもとに、一時的に覚せい剤の成分を体から取り除く、いわゆる「クスリ抜き」に行くと、周囲に話していたという。
清原容疑者は、当時、ろれつが回らないなど、重度の中毒症状で、テレビ番組でそうした症状を悟られないように工作したようで、かなりの重度の中毒症状だったとみられる。
「都内にも何軒か“シャブ抜き”専門の病院はある。しかし、清原はおととし2月に『週刊文春』(文芸春秋)で薬物使用疑惑を報じられた“前科”もあり、都内だとどこからか情報が漏れると思い、地方の病院までわざわざ足を運んだのでは。とはいえ、せっかく“シャブ抜き”してまた使っていては抜いた意味がないはずだが…」(全国紙社会部記者)
そんな状況を裏付けるように、タレント今田耕司が13日放送の関西ローカルのバラエティー番組で、2年前に共演した際の清原容疑者の異変を告白。
今田は「ろれつが回らないし、しゃべってる内容も使えるようなものじゃない」と振り返り、明らかに言動や行動が異常だった様子。そのため、「清原さんが出てる部分を全部切って、画面からも出てない感じに編集していた」という。
この発言を受けた各スポーツ紙によると、番組は14年3月に収録されたテレビ朝日の特番。4月放送予定のゴールデン帯の特番だったが、収録後に清原容疑者の薬物疑惑が持ち上がったこともあり、一度はお蔵入り。5月に時間帯を変更して放送されたという。
結局、その後も“シャブ中”なのをごまかしてテレビに出続けていたが、逮捕されてしまった。