この日、『グッディ』では冒頭から梅宮さんの訃報を扱い、今朝自宅で急変し、緊急搬送されたことを報道。キャスターが搬送されたという病院前から中継を行い、「ご自宅から20キロほど離れたこちらの病院に搬送されました」と紹介した。病院の許可は得たと言うものの、「午前6時過ぎに病院に搬送され、9時前にはご遺体は別の場所に移された」「緊急搬送前、梅宮さんはリビングのソファでパジャマ姿で横になり、呼びかけても反応しない状況だったそうです」と克明に説明していた。
また、梅宮さんの容体が急変してから駆け付けたという地元の友人にも取材。「緊急搬送までの一部始終」として、その場には妻・クラウディアさんやクラウディアさんの友人がいたことなどを明かし、心臓マッサージなどを施しているときは「厳しいなという状況はみんな感じたと思います」「(最後にかけた言葉は)頑張ってくださいとしか言えないですもんね、ああいう状況ですと」などと話していた。
しかし、亡くなったばかりの状況で、死の直前の様子を克明に報じたことについて視聴者からは、「早速?悪趣味すぎない?」「そっとしておいてやれよ…」「緊急搬送の様子なんて誰得なんだろう。自分だったら絶対に言ってほしくない」といった批判の声が多く寄せられていた。
「その他にも、進行していた大村正樹アナウンサーが梅宮さんへのお悔やみの声を紹介する際、『芸能界から訃報が次々届いてます』と言い間違えてしまった。これにも、『訃報が次々届いたら大変でしょうが…』『プロならちゃんと仕事して』といった呆れ声が多く集まってしまいました。梅宮さんの訃報に多くの人が悲しむ中、遺族にとって晒されるのはあまり好ましくないはずの死の直前の様子が詳細に伝えられ、違和感を抱いた視聴者が多かったようです」(芸能ライター)
『グッディ』ではこの緊急搬送の一部始終について「独自」と煽り、他番組との差別化を図っていたが、それが裏目に出たようだった。