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ついに冠番組消滅危機! 問題だらけの48グループ AKB48編

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向井地美音

 国内外の48グループの核となるのがAKB48だが、4月1日付で48グループ総監督が、横山由依(チームA)から向井地美音(チームA)に交代した。

 AKBに限らず、48グループのメンバーたちは毎年行われていた「選抜総選挙」で顔と名前を売っていたが、今年は開催されず。現時点で人気・知名度がないメンバーたちが顔と名前を売る機会を失ってしまった。

 「以前は紅白に複数のグループを送り込んだこともある48グループだが、現状、テレビ出演の際は『AKB48』としての1枠のみ。とはいえ、4月でグループを卒業するHKT48の指原莉乃や、SKE48の松井珠理奈・須田亜香里ら総選挙で上位を獲得したほかのグループのメンバーに、すっかり主導権を奪われてしまっている」(テレビ局関係者)
昨年の総選挙、AKBの最上位は5位の岡田奈々だが、現在、STU48との掛け持ち。7位に入った武藤十夢はすっかり伸び悩み、12位に入った次世代の中心メンバーだったはずの高橋朱里はグループからの卒業および、韓国の芸能プロと契約しての再デビューを発表してしまった。

 「いまや、すっかり“AKBブランド”は失墜。地上波の冠番組はわずか1本になってしまった。そんな状況でグループに未来を見出せるはずがなく、今後、どんどん卒業メンバーが増えそう。その一方で、峯岸みなみ、柏木由紀、宮崎大家志津香、宮崎美穂ら古参メンバーが居座り、新陳代謝が悪い。このままでは、グループを背負うような新たなスターが誕生するべくもない環境」(芸能記者)

 かつては前田敦子、大島優子、高橋みなみら、いわゆる“神7”が牽引し東京ドーム公演も行う勢いだったが、次世代のスターを育てられなかったのがここに来て大きなダメージになってしまったようだ。

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