さて、今週は川崎競馬場で「'13スパーキングサマーチャレンジ(スパA2下)」がおこなわれます。注目は約半年ぶりの休養を経て復帰する昨年の羽田盃馬・アートサハラがどんな走りを見せてくれるのか。目が離せない一戦となりそうです。
本命はここにきてブレークし始めた遅咲きのタレント・大久保佳代子ことサクラサクラサクラです。メジャーデビューは早かったものの、その後なかなか大成せずOLをしながらの芸能活動と苦しい時代を経験してきましたが、ここにきてオファーが増え、壇蜜との看板番組さえもつようになるブレイクぶり。サクラサクラサクラも中央でデビューし、2勝を挙げるも頭打ちになると道営→南関東→道営→南関東と転厩を繰り返し、徐々に実力をつけていきました。素質が開花したのは2回目の道営時代。JBCレディスクラシックではJRA勢相手に3着と好走を見せ、再度南関東へ転厩すると重賞戦線で善戦をしています。そんな遅咲きの苦労人なところが大久保佳代子と似ています。今回のメンバ ーでは唯一順調に重賞戦線を闘い好走してきており、実績は一枚上。川崎ではまだ1度も連に絡んだことはありませんが、JBCレディスクラシックでの走りを見る限り不得意ということもありません。逃げても差しても競馬が出来るタイプですので、展開に左右されないところもプラス材料です。21日の中央競馬では夏の季節にクリスマスでしたが、ここ南関東では夏の季節にサクラが満開といきましょう!
対抗は川崎のスペシャリスト・ジュウクリュウオウです。川崎はこれまで16戦して11勝2着2回3着1回の複勝圏率87.5%で、その内マイルは8勝2着2回3着1回と勝利の大半をこの条件で挙げています。また、中央時代の戦績を見ると、唯一連対したのは左回りの中京だけで左回りがベスト。レーススタイルも自在で、逃げて良し、差して良しの自在型。終いも堅実で確実に伸びてきます。これだけ好走条件がそろっていれば好戦間違いなし。
▲はこちらもサウスポーのジェネラルノブレス。中央時代から左回りばかり使われ5勝を挙げています。川崎はまだ走ったことがありませんが、左回りなので問題ないでしょう。中央で5勝を挙げているだけに実績は十分ですが、詰めが甘いところがあるので3番手評価としました。
以下、的場文男騎手に乗り替わり一発を狙ってきたシツジツゴウケンまで。
◎(4)サクラサクラサクラ
○(1)ジュウクリュウオウ
▲(10)ジェネラルノブレス
△(7)シツジツゴウケン
買い目
[馬単]4点
(4)→(1)(10)(7)
(7)→(4)
[3連単]4点
(4)(1)→(4)(1)→(10)(7)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。