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ハッシーの地方競馬セレクション(7/3)「第17回スパーキングレディーカップ(JpnIII)」(川崎)

 今回は主演になれず…。先週は上半期の大一番、「帝王賞」が大井競馬場でおこなわれました。本命に推した市村正親ことニホンピロアワーズは、まずまずのスタートを切ると、スーっと前に付け2番手を追走。すぐに全体の隊列が決まり道中はじっくりと進む。3コーナーからじわじわとペースが上がると反応良く流れに乗ってペースを上げ直線の攻防へ。逃げたワンダーアキュートはさっと捕らえるも、終始外を回ってきたホッコータルマエにあっさりと交わされてしまい2着。ここまで重賞を連勝してきた勢 いの差にやられてしまいました。今回は1番人気としてきついマークを受けての競馬だったことを考えると、着差ほど力差はないように感じました。この敗戦を機にさらに稽古に精進して、次回相まみえる時はリベンジです。

 さて、今週は「第17回スパーキングレディーカップ(JpnIII)」が川崎競馬場でおこなわれます。牝馬重賞路線の強いどころが集まった一戦。秋のJBCレディスクラシックでの女王の座を目指し、女の熱き闘いが繰り広げられます。

 本命は、最愛の王子様・浜中騎手に導かれ、ここでは負けられない篠原涼子こと◎メーデイアです。視聴率を取るのが難しいとされている昨今で、主演を務めるドラマは軒並み高視聴率を記録する篠原涼子。メーデイアは ダート戦では出るレース圧倒的な強さを見せつけて勝ちます。そんな出れば強いところが似ています。前走は芝のGIということもあり惨敗しましたが、ダートに限ると交流重賞を2連勝中で、しかも2着との着差は0秒6差、1秒差と圧倒的な力の違いを見せて勝利しています。ましてや今回の鞍上は、これまでコンビを組んで4着以下が一度もない最愛のパートナー浜中騎手とくれば鬼に金棒です。

 対抗は、同じく女王の座を虎視眈々と狙っている沢尻エリカこと○クラーベセクレタです。3走前のしらさぎ賞では、もうピークが過ぎてしまったのかと思われるくらいの惨敗。しかし、陣営の懸命な立て直しの甲斐があり、前走の川崎マイラーズでは持ち直し3着。今回は叩き3走目で、追い切りの動きからもさらに状態が上がっています。鞍上の今野騎手は3回目の騎乗で完全に手の内に入れてくるでしょう。川崎はこれまで5戦して4着以下なしと非常に相性の良い競馬場で、メーデイアに対抗するにはもってこいの舞台です。

 そこに割って入る可能性があるのは、愛川ゆず季こと▲レッドクラウディア。持っている能力は本命馬と遜色ありませんが、自分のリズムで運べないと持っている能力を出し切れないムラな一面がある分▲評価。今回は先行馬が多く力勝負になるでしょうから、自分のリズムで進めればどんな位置でもOKな本馬には展開が向くかもしれません。

 以下、決め手勝負になったら出番あり△ハルサンサンまで。

 篠原涼子、沢尻エリカ、愛川ゆず季の女王争いに注目です!

◎(5)メーデイア
○(13)クラーベセクレタ
▲(9)レッドクラウディア
△(12)ハルサンサン

買い目
【馬単】2点
(5)→(13)(9)
【3連単】4点
(5)→(13)(9)→(13)(9)(12)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万 馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えもあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。現在はフリー。

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