さて、今週は「第16回京成盃グランドマイラーズ」が船橋競馬場でおこなわれます。毎年は上がり馬や復調馬、実績馬と例年にない好メンバーが揃いました。秋に向けて主役の座を手に入れるのはどの馬か。スピード自慢のガチンコ勝負を見逃すな!
秋に向けて視界良しビッグダディこと◎ピエールタイガー。ここのところ話題にことかかない今が旬のビッグダディ。近走好調なピエールタイガーは、4月〜6月の成績が示す通り、8戦1着4回、2着2回、3着1回、着外1回と無類の強さを発揮します。そんな今の時期がもっとも買いなところがダディに似ています。前々走中央馬相手で上手く自分のペースで競馬が出来なかったことで大敗しましたが、 それ以外は昨年の10月から好成績を残しています。マイル戦にめっぽう強く、12回走って1着7回、2着2回、4着以下3回ともっとも得意としている舞台。また、前走は今回も人気になりそうなスマートジョーカーに0秒5差をつけられ敗れましたが、その時は本馬が58kgの負担重量に対し、スマートジョーカーは55kgと3kgの差がありましたが、今回は斤量差なしと逆転の可能性が多いにあります。追い切りでは抜群の動きを披露し、状態はさらに上がっており好勝負必至です。
対抗は8連勝と波に乗る○スマートジョーカーです。前走はただ一頭次元の違う末脚を披露し1着。上がり3ハロンが次点に0秒9差と重賞ではなかなかお目にかかれない差です。また、今回はハ ナを切りたい馬が何頭かいますが、それらは極端な枠に入ってしまったこともあり、無理してでもいくのか、控えるのかでもだいぶ展開が変わってしまいますが、本馬は展開に左右されずどこからでもレースが出来る強みがあります。そこにきてキレのある末脚ですから瞬発力勝負になったらこの馬の右に出るものはいないでしょう。
▲は実績一番ナイキマドリードです。持っているポテンシャルはメンバー中No.1ですが、1500mまでと比べてマイルになると残り100mから脚が甘くなってしまうので、やはりマイルは若干長いと判断しました。
以下、転厩初戦を楽勝し、叩き2戦目でさらに状態がアップしてきたプレファシオまで。
◎(6)ピ エールタイガー
○(3)スマートジョーカー
▲(4)ナイキマドリード
△(14)プレファシオ
買い目
【馬 単】6点
(6)⇔(3)(4)(14)
【3連単】2点
(6)→(3)→(4)(14)
※出馬表などのデ ータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハ ッシー
山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えもあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリー。