初日に続きこの日も観客動員は超満員には程遠い6011人止まりの低調な興行に終わったWWEだが、試合では日本に凱旋したレスラーたちがファンを盛り上げた。新日本プロレス1990年10月の馳浩戦となるスティムボートがセミファイナルに登場。同じく日本育ちのWWE戦士ジェリコと対戦した。
ゴング前に「俺は日本が嫌いだ。座ってみてろ」とマイクパフォーマンスして大ブーイングを浴びたジェリコに対し、大歓声を背に闘った黒豹。
カンフーチョップ、ジェリコの必殺サブミッションを首固めで切り返して逆襲するなど、一矢報いる場面もあったが、最後は16分21秒に2回目のウォールズ・オブ・ジェリコで捕獲されてたまらずタップアウト負けに倒れた。
それでも往年の輝きを垣間見せたスティムボートには、この日一番の拍手喝采が送られていた。