みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
さあ、今年の東京競馬のフィナーレ「ジャパンカップ」です。手前味噌で大変恐縮なのですが、これまでジャパンCとは非常に相性が良くて、◎で思い出すだけでもゴールデンフェザント、レガシーワールド、マーベスクラウンが優勝。2着ながらザッツザプレンティとハーツクライ、ドリームパスポートの名前が出てきます。基本的に地の利ということが大きいと思いますが、やはり日本馬のレベル向上は目を見張るものです。
さて、今年は目玉的存在だった凱旋門賞馬のディラントーマスが出走できず、他の海外招待馬では、いかにもインパクトに欠ける印象。日本馬による決着と判断してよさそうです。
人気の中心のメイショウサムソンは前走の天皇賞で圧勝。ところが、このレースは後続馬が、コスモバルクのフラつき走によって、ほとんどの馬が大きな不利。それを早目に察知した武豊騎手の判断の良さが、結果的に着差に出たものだと考えています。また、メイショウサムソンは昨年のジャパンCが6着。フサイチパンドラに先着されたことが気がかりです。
本命はポップロック。元来叩き良化型で、前走の天皇賞で4着。この4着はビックリするくらいの内容です。枠順そのものが東京2000mで不利な外枠。2角を回ったときに外から寄られて大きく後退。それで位置取りが悪くなり、4角でもかなり離された後方。そこからの脚が凄かったのです。馬群を割って猛追し、2着のアグネスアークやアドマイヤムーンの脚を凌ぐ勢い。
考えてみれば、昨年の有馬記念であのディープインパクトの2着。4角でごちゃつく不利があってドリームパスポートやメイショウサムソンに先着。距離延長は望むところで、東京芝は3戦2勝と相性はバッチリ。直前の調教ではペリエ騎手が騎乗する熱の入れよう。枠順良し。強気に単!