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橋本千春の勝馬ピックアップ!(2/23) フェブラリーS 他4鞍

1回東京競馬最終日(2月23日日曜日)予想・橋本 千春

☆東京11R「フェブラリーS」(ダ1600メートル)
◎11ベルシャザール
○2ベストウォーリア
▲3ソロル
△4ワンダーアキュート、15ホッコータルマエ
 無敵の3連勝でジャパンカップダートを優勝し、最優秀ダート馬に輝いたベルシャザールがいよいよここからスタートする。JCD以来、約3か月ぶりの実戦だが、ほぼ万全と言える出走態勢が整ったと判断でき、素直に底力を信頼したい。東京コースも前々走の武蔵野S(ダ1600メートル)を含め2戦2勝と実績は文句なし。ちょっと死角は見当たらない。と、確信していたジェンティルドンナ(先週の京都記念)は、悪夢の6着惨敗。信じられない光景がまだ瞼の裏に焼き付いている。男勝りのジェンティルドンナが、牝馬の一面(脆さ)を垣間見せたレースだった。もちろん、ベルシャザールなら心配無用。デムーロ騎手と人馬一体のベストパフォーマンスを披露する。当面の相手は、伸び盛りの4歳馬ベストウォーリア。武蔵野Sでベルシャザールの牙城に0秒1差3着と迫った内容から好勝負だ。もう1頭の4歳馬ソロルも勢いがあり怖い。

☆10R「アメジストステークス」(芝2000メートル)
◎4リヤンドファミュ
○10ロッカデバルディ
▲2ミエノワンダー
△6サフランディライト、12トーセンアルニカ
 波乱含みのハンデ戦で予断を許さないが、その中で素質は重賞レベルのリヤンドファミュに期待。未勝利→若駒S連勝は実力の証し。その若駒Sで問題にしなかったマイネルクロップがすでにオープンまで出世。先を越されてしまったが実力を疑う余地はない。今回は休み明け2戦目で走り頃だし、広い東京コースに替わるのも強調材料。ゲートが下手で競馬は後方からになるが、直線の長い東京なら十分間に合う。ハンデ56キロも心配無用。差し切りが決まる。相手は、上り馬のロッカデバルディと、距離巧者のミエノワンダー。

☆小倉11R「小倉大賞典」(芝1800メートル)
◎4ラストインパクト
○16シャトーブランシュ
▲8アロマティコ
△2カルドブレッサ、7ラブイズブーシェ
 休み明けの松籟Sを圧勝し勢いに乗る素質馬の、ラストインパクトが一気呵成に初重賞制覇だ。ダービーTR・青葉賞3着、菊花賞4着はここでは大威張りできる。まだノビシロのある明け4歳馬でプラスアルファははかり知れない。これはアドバンテージ。注目のハンデも55キロなら能力に影響することは考えられない。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。秋華賞TR・ローズSで初の重賞メンバー相手に小差2着と好走し、本番も6着と実力の片鱗を示したシャトーブランシュが相手。小倉コースは2戦2勝のアロマティコも今回は怖い。

☆京都11R「洛陽ステークス」(芝1600メートル)
◎7セイルラージ
○6カオスモス
▲5ノーブルジュエリー
△8ザラストロ、9シャイニープリンス
 好走条件の整った、セイルラージをイチ押し。とりわけ、京都コースはここまで4勝を挙げ、うち3勝が1600メートルと条件は最適。休み明けの前走、ニューイヤーSで0秒3差2着と好走。ここに大きく望みをつないでいるし、順当にチャンスをつかむとみた。休養前は重賞で再三好戦してきたカオスモスが相手になる。休み明け2戦目で走り頃だし、力を出し切れば逆転も十分だ。京都牝馬S3着のノーブルジュエリーも差はない。

☆京都10R「橿原ステークス」(ダ1200メートル)
◎1ルミナスウイング
○7アメージングダクト
▲4ハーロンベイ
△2カフェシュプリーム、10アンリヴィールド
 1戦ごとに地力を増している、ルミナスウイングに白羽の矢。芝2戦目の前走、長篠Sで0秒3差5着と見せ場たっぷりのレースをしたのがその証し。今回は、全3勝を挙げている得意のダート戦。休み明け3戦目で調子も上昇一途なら能力全開は間違いない。ハンデも据え置きの56キロと勝利のお膳立ては整っている。差し切りが決まる。距離巧者のアメージングダクト、ハーロンベイの両馬が相手だ。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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