ダートGI9勝馬ヴァーミリアンの半弟、キングスエンブレムの成長著しい。昨春ダートに路線変更して、京都ダ1800メートルを圧勝。3歳春の芝2200メートルで行われたすみれS以来の勝利で、勝ち星から一年以上見放されていましたが、やはり兄同様の素晴らしいダート適性を持っていました。
その後、脚部不安明け2戦は案外なレースでしたが、立て直してからは2連勝し、前走のシリウスSで重賞初制覇。道中は中団で折り合い、4角手前から余裕ある手応えで進出すると、直線では早くも先頭。そのままゴールに飛び込みました。
強敵ラヴェリータなどを封じ、見事なまでの完勝。これだけ積極的な内容で勝ててしまったのだから、はっきり言って恐れ入った。力で捻じ伏せたような走りは、兄を彷彿させますね。
中間の気配もいいし、相手は強くなりますが、安定した精神状態で臨めればここも前走同様に楽しみです。気になる斤量ですが、57キロで好時計も持っているし、背負い慣れているので心配はしていません。
(4)キングスエンブレム
(2)トランセンド
(1)ナニハトモアレ
(13)アドマイヤスワット
(12)ワンダーアキュート
(8)フサイチピージェイ
(16)ワンダースピード
(7)ダイシンオレンジ
(3)クリーン
馬単 (4)(2) (4)(1) (4)(13)
3連単 (4)(2)→(4)(2)(1)(13)(12)(8)(16)(7)(3)→(4)(2)(1)(13)(12)(8)(16)(7)(3)
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。