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データインパクト 直1000最強騎手は江田照

 今週は、メーンのアイビスSDにちなんで新潟芝1000メートルを取り上げたい。この直千競馬、一般的には馬場のいい個所を通れる外枠が有利といわれているが、果たして本当なのか? 2001年以降の夏開催のデータから探ると…。

 ◇1枠不利も… 過去2年の夏開催の枠番別成績を調べたところ、連対率トップは2枠(18%)。以下、7枠(17%)、8枠(16%)、3枠(14%)と続き、最内1枠は連対率2%という極度の不振。しかし、連対率トップは2枠であり、一番馬券収支がいいのは7枠。世間が思うほど、圧倒的に8枠が有利なコースではない。

 ◇騎手 直千コースでは、枠番よりも重要なことがある。それは「騎手」だ。周回コースならコーナーごとで駆け引きがあり、位置取りひとつで数馬身の有利、不利が出る。優秀な騎手ほどコーナーワークが上手なものだが、直線競馬では、器用さよりも腕力の方が重要となる。つまり、このコースでは一流騎手が活躍するとは限らないということだ。

 ◇最強は江田照 夏の新潟直線コースで30回以上乗った騎手の複勝回収率ランキングを出したところ、1位はダントツで江田照。投資金額を4割増しで返してくれるという活躍ぶりである。特に近走は好調で、過去7戦は(2)(2)(1)(6)(4)(2)(1)着。1番人気での騎乗が1度だけという中で、この成績を叩き出しているのがすごい。このコースでの江田照は、無条件で“買い”だ。そのほかでは、木幡、吉田隼、北村宏、小林淳、村田あたりも得意としている。

 ◇“消し”は蛯名 蛯名はこのコースで44戦8連対、連対率18%。8連対のうち5連対が1番人気でのもので、2番人気以下では連対率8%まで落ちる。蛯名は腕っ節だけでゴリ押しするのではなく、巧みな駆け引きで競馬をコントロールするタイプ。このような騎手に、無酸素運動の50秒ちょっとで勝負が決まる直線コースは厳しいのかもしれない。蛯名以外、後藤や吉田豊も“消し”。この2人も蛯名と似た技巧派タイプということか?

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