報道をまとめると、「嘘の戦争」は、幼いころに家族を殺され、詐欺師となった男が犯人に復讐を果たす痛快エンターテインメント。昨年1月期に放送され、全話の平均視聴率13.4%を記録した草なぎの主演作「銭の戦争」のスタッフが再集結しているという。
同ドラマが放送される火曜午後9時枠の制作は関西テレビ。同局制作のドラマはもともと火曜午後10時放送だったが、今月スタートした吉田羊主演の「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」から同9時台に移行。同局制作ドラマで草なぎは97年の「いいひと。」で連ドラ初主演を果たし、04年の「僕と彼女と彼女の生きる道」では、自身の連ドラ作最高の平均視聴率20.8%を記録。7作目となる「嘘の戦争」はSMAP解散後の初ドラマという節目に重なったというのだ。
「SMAPのメンバーは解散後、それぞれの道を歩むことになるが、中居正広はバラエティー、香取慎吾もそっち寄りになりそうだが、それ以外の木村拓哉、稲垣吾郎、そして草なぎは俳優業が中心になりそう。草なぎはテレビ朝日系でMCをつとめるバラエティー番組『『ぷっ』すま』が放送さているが、SMAP解散にともなってグループ名が入っている番組は打ち切られることになりそうなので、年内終了になる見込み。俳優業に専念できるだけに、今後は自身の代表作をつくる意気込みで作品にのぞむことになりそうだ」(テレビ関係者)
俳優としての草なぎはドラマのほか、映画は主演作「日本沈没」、「BALLAD 名もなき恋のうた」などがヒット。同ドラマがヒットすれば映画化もありそうだ。