同ドラマはシリーズ累計で180万部を突破した、心理学者アルフレッド・アドラーの心理学をわかりやすく解説した同名の著書が原案。香里奈が演じるのは、嫌われることを恐れないアドラー心理学を地で行く女刑事で、相棒の刑事は「NEWS」の加藤シゲアキが務めている。
「どう考えても数字を取るのは厳しそうなドラマ。案の定、初回は8.1%で第2話は6.4%にダウン。放送されている木曜午後10時のドラマはこのところ不調続きなのでもっと数字が下がりそう」(芸能記者)
とはいえ、香里奈にとっては“出直し”の主演作。気合が入らないはずがないが、同誌によると、以前はドラマの衣装に「あんまり可愛くない!」と文句をつけたこともあったのに、今回はかなり殊勝な感じ。「私は人の目を気にしない」という内容の香里奈のセリフを、演出スタッフが「すごくいいですね」と褒めたところ、ニコッと笑って深々と頭を下げたという。
また、現場の“入り”もいちばん早いなど、以前とガラリとイメージチェンジ。さらには、湾岸スタジオのセット撮影初日には、主演女優からの差し入れとしてクレープ屋台とコーヒー屋台が出て共演者・スタッフを喜ばせていたというのだ。
「おととしの主演ドラマ『結婚式の前日に』(TBS)は平均視聴率5.6%と大惨敗。本人も自分の置かれた厳しい立場をよくわきまえているので、今回のドラマの舞台裏のようにふるまっているのでは。そのことが次回の仕事につながることになるだろう」(テレビ関係者)
いろんな意味で大人になったようだ。