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データインパクト 中京芝2000メートル編

 今回は30日(土)に金鯱賞が行われる中京芝2000メートルを分析する(集計対象は2005年以降)。

 ◇枠番別傾向 最内の1枠が圧倒的に有利。もし、1枠に入った馬の単複を1万円ずつ買い続けていたら、574万円が933万まで増加していた計算になる。ほかでは、2〜4枠はまずまずで5枠と8枠が不振だが、やはりカギを握るのは1枠。人気薄が入ったら、ぜひ押さえておきたい。

 ◇騎手 単複収支Aランクが岩田、川田、秋山、吉田稔、北村友、大野。この6人は、単複収支がプラスになっている。
 岩田は、牡馬では連対率44%と安定感抜群。逆に牝馬では人気薄に強い。川田は牡馬に強く、牝馬はまったくダメ。秋山は今年の中京記念(GIII)を15番人気のサクラオリオンで勝つなど人気薄に強く、吉田稔は18頭立ての18番人気を勝たせてしまった豪腕。北村友、大野も人気薄で一発がある…というように、6人それぞれに強みと弱点がある。長所に合わせた狙い方をすれば、Sランク並みの働きをしてくれそうだ。

 ◇種牡馬 種牡馬でSランクはマンハッタンカフェ、キングヘイロー。同じSでも、マンハッタンのほうが上である。
 Aランクは、エルコンドルパサー、ジャングルポケット、ステイゴールド、ダンスインザダーク、ホワイトマズル。
 “消し”はアドマイヤベガ、マヤノトップガン、スペシャルウィーク、フジキセキ、マーベラスサンデー。

 ◇金鯱賞 Sランク種牡馬マンハッタンカフェ産駒のマンハッタンスカイ、Aランク種牡馬産駒のトーセンキャプテン、サクラオリオン、ミストラルクルーズ、シャドウゲイトあたりがコース相性が良さそうだ。

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