前走の朱雀Sは中団追走からメンバー最速の上がり3F33秒6の末脚を繰り出し、見事な差し切り勝ち。トップハンデ57キロを背負って0秒2差の完勝でしたから、完ぺきなレースでしたね。3歳時には、重賞で上位人気に支持されたことがあるように、もともと素質は高い馬ですが、それにしても強い内容でした。確実に力をつけてきているなぁという印象を受けます。
1Fの短縮も2月の宇治川特別を勝っていますし、追い切りで好時計がバンバン出るように元来がスピード色の濃い馬。GIIメンバーが相手でもスピード負けすることはないはずです。
お天気も持ちそうですね。道悪でも勝っているように、晴雨兼用のタイプですが、持ち前の鋭い末脚を生かすにはやはり良馬場でこそ。もちろん、東京コースに変わるのもプラスです。有利に働きそうですね。最近はレースがすごく上手になり、鞍上の指示にもしっかり対応できますから、テン乗りも問題ないでしょう。一発に期待です。