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氷川きよし、“きーちゃん”として紅白に爪痕残す? ドンキで突撃された記者にも「ご苦労様でした」

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氷川きよし

 氷川きよしが28日、「第70回NHK紅白歌合戦」の1日目リハーサル会場にて囲み取材を行った。

 今年デビュー20周年を迎えた氷川。節目の年の紅白は「すごいことになる」と予告。楽曲は2017年にリリースした『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)の2期オープニングテーマである『限界突破×サバイバー』と、3月12日にリリースした『大丈夫』のメドレーを披露する。

 今年は、楽曲タイトルの通り「限界突破」をテーマとして活動してきたという氷川。“きーちゃん”として写真を公開しているインスタグラムも始め、ウエディングドレスやメイクなどが話題となっている。これも氷川の「自分らしいありのままの表現」の一環であり、楽曲でも衣装やメイクでも「限界突破」を目標としてきたそう。

 「氷川きよしというイメージ付けをされていたので、20周年にもっと自分らしくイメージをぶち壊したいという気持ちがあって」と、これまでのパブリックイメージへの違和感を話した氷川。「どうしても人間はカテゴライズする傾向があると思うんですが、そこの中でやっているのは苦しいので、『限界突破(×サバイバー)』をいつか紅白歌合戦で披露できたらいいなと、本当の自分を表現するために今年の初めから自分の中で決意してやってきました。自分の限界を決めないで次のドアに行こう、負けないで一緒に頑張ろうと、自分自身と戦ってきた思い入れのある『限界突破』を歌えるのは使命感を覚えます」と、自分の想いとリンクした楽曲への思い入れを語った。

 そんな気持ちで臨む紅白は、衣装も演出も「限界突破」、視聴者が驚くようなステージになるという。衣装については、「紅組のような白組のような。皆さんが期待しているような…」と匂わせた。更に、「きよしくんにはサヨナラして“きーちゃん”としての集大成を見せる」と、伝説を予感させる一言も。今年大きくイメージチェンジをした氷川に期待が寄せられる。

 当日は黒とブルーのネイルで登場した氷川。美貌の秘訣を聞かれると「水を1日3リットル飲むこと」と答え新陳代謝の大切さを訴える中で、“美意識”とは程遠い言葉を口にして報道陣を笑わせた。また、顔なじみの記者に話しかけるシーンも度々あり気さくさを見せていたが、その中に26日に公開された突撃取材記事の担当記者を見つけた様子。「ドン・キホーテで待ってらっしゃって…寒い中ご苦労様でした。もっといい顔しとけばよかった」と話しかける場面もあった。

 「第70回NHK紅白歌合戦」は、31日19:15よりNHK総合テレビ、BS4K、BS8K、ラジオ第1にて放送される。

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