ファンから大ブーイングを浴びたオートン。逆に38回目の来日とあって日本のファンからの大声援を味方に付けたジェリコから、ライオンサルト、ウォールズ・オブ・ジェリコと得意技を次々と浴びせられて大苦戦。それでも、何とか試合の流れを手繰り寄せると、最後は必殺のRKOを炸裂させ、29分52秒におよんだ死闘を制した。
見事に防衛を果たしたオートンは、きょう12日の武道館大会で行なわれるバトルロイヤルの勝者を迎え撃つ。そのバトルロイヤルに出場するハーディと、オートンは現在激しいバトルを展開中。過去にはハーディから病院送りにされた借りのあるオートンにとってはリベンジの絶好機。ハーディが持つIC王座とのダブルタイトルマッチへの期待も膨らむ。
ハーディーとの遺恨清算マッチは実現するのか、はたまたオートンが大ヒールぶりを発揮して何か仕掛けるのか。きょう12日の武道館決戦からも目が離せそうにない。