「高校の同級生という腐れ縁のYOSHIKIとTOSHIだが、そもそも音楽性が違う。今回の再結成はどちらも金欠で利害関係が一致しただけ」(音楽関係者)
3月のドーム公演は、初日にYOSHIKIの遅刻によって、公演開始が2時間以上遅れ、ドームの使用時間の関係で曲数が約半分にカットされるハプニングがあった。
「ずっと客席を映していたので、クレームが殺到。全てはYOSHIKIの身勝手ぶりが招いたアクシデント」(ライブを生中継したWOWOW関係者)
今年1月、再結成ライブを発売した際のトークイベントでYOSHIKIがTOSHIにカラオケでリクエストしたことを明かすなど和気あいあいとトーク。しかし、実情は相変わらずバチバチだという。
「YOSHIKIは再結成にあたり、TOSHIに新興宗教との縁を切るように説得したが、受け入れられなかった。YOSHIKIにすれば、Xの再結成で稼いだ金が宗教に流れるのがどうしても納得いかず、TOSHIに対する不信感が消えない」(先の音楽関係者)
それでも、“再結成イヤー”で活動を続けるのは両者とも金欠のためだという。
「YOSHIKIはこれまでいくつもプロジェクトを立ち上げ、昨年はGacktらとのスーパーバンドを結成したが、儲からないと見切りをつけて再結成にシフト。TOSHIは宗教活動に金がかかるから」(同)
MSGといえば、これまで有名アーティストがライブを行った“ロックの聖地”。Xは日本人初の単独公演だが、裏があるという。
「Xがライブを行うのは、サブアリーナの方かもしれません。キャパは約5000人。大物アーティストのライブやNBAの公式戦が行われるメーンアリーナは2万人以上入る。おととし、韓国の歌手・Rainがサブでライブをした際は、お客さんは現地在住の韓国人がほとんどでした。おそらく、Xは韓国でも人気があるので、現地在住の日本人や韓国人が席を埋めることになるでしょう」(ニューヨーク在住のジャーナリスト)
YOSHIKIといえば、今年に入ってテレビのバラエティー番組で「ライブ前日のリハで、カレーが辛くて帰った」と明かしたかなりの気分屋。
このままキレずにTOSHIとともに突っ走ってほしいものだ。