6日、漫才日本一を決定する「M-1グランプリ2015」が開催。約5年ぶりの開催ということもあり、各方面から大きな注目を浴びていた。今回、優勝を果たしたのは敗者復活戦から勝ち上がったトレンディエンジェル。劇的な優勝ということもあって、番組も高視聴率を記録していた。
松本といえば、2001年〜2010年に開催された「M-1グランプリ」で審査員を務めていた(2004年のみ欠席)が、今回は審査員を務めず、歴代のM-1王者たちが審査員を務めた。
まず今回の「M-1」について、「大成功じゃないですか」と高い評価を下した松本。「こういうお笑いの賞レースになると、笑いに順位を付けるのはどうやねっていう声があるじゃないですか!? でも順位付けられたいっていう子たちが、何千組いて、『付けてくれ』って言っているわけですね」と勝手に順位を付けているワケではないと主張し、「エントリーしている人たちの中から選んでいるんで、やっぱりいいことじゃないかな…」と語った。
さらに「こういうのあった方が絶対盛り上がるし、世間的にも漫才を認知してもらって、面白い子もいっぱい出てきて、『M-1』っていうのは日本のお笑いを広げたと思うんでね」と「M-1」の大会意義や功績を説明した。
また、「勝ったからといって凄い仕事増えるワケでもないし、3位でも凄い仕事増える人たちもいるし。その時のたまたまの順位であって、結局みんなにとってはそんなに悪い話ではない」とコメントした。