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安倍晋三首相が取り組む夜の会食相手 注目集める『劇団四季』の浅利慶太氏

 安倍晋三首相の夜の会食相手として『劇団四季』の浅利慶太氏の名前が挙がり、なにかと物議をかもしている。

 安倍首相は1月から、渡辺恒雄読売グループ本社会長らをはじめ、テレビや新聞のトップと会食している。同氏とは1月7日にパレスホテル東京の日本料理店『和田倉』でさしで食事をしたとされる。
 「この頃に、松井秀喜、長嶋茂雄両名の国民栄誉賞の話を、ナベツネ氏が安倍にもちかけたとみていい」(新聞業界事情通)

 安倍は2月に入ってからも帝国ホテルの『北京』で木村伊量朝日新聞社長らと、3月には、芝公園のフランス料理店『クレッシェント』でフジ日枝久会長と次々に会食している。
 「新聞に掲載されていないのはTBS井上弘会長、それに島田昌幸テレビ東京社長、後藤亘東京メトロポリタンテレビ会長ぐらいなもの。電波も紙媒体もほとんど付き合っています」(全国紙記者)

 だが、安倍も電波・紙媒体関連だけを相手にしているわけではない。
 「『週刊文春』『週刊新潮』や『財界』『経済界』『フラッシュ』などの媒体にもきちんと大物を裏広報に仕立て、パイプ作りを熱心にやっていますよ」(首相周辺関係者)

 その人物の一人が、『劇団四季』の浅利慶太代表である。
 「浅利氏のマスコミ人脈を利用させてもらおうというわけですよ。銀座の高級クラブに編集長クラスを集める。第一次安倍政権のときはそれを実行した。安倍は財務省の局長級だった勝栄二郎前事務次官らもがんがん飲ませて取り込んだ。その手法を使うわけです」(前出・首相周辺関係者)

 最近は編集長も世代が若くなっている。40代前半が主流だ。編集長の方も、首相という大物と飲めるため、声をかければ断る人間は少ない。安倍にとって怖いのはやはり週刊誌ということだ。
 新聞記事にはならないが、浅利らと飲む機会はこれから月に2〜3回と増えていくことだろう。

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