ペン・バッジリー、R・パティンソンに勝った!!

　『ゴシップガール』のペン・バッジリーがロバート・パティンソンを破り、ジェフ・バックリィの新作伝記映画で主役を演じることになった。
　1997年に事故死した悲劇のミュージシャン、バックリィ役には他にジェームズ・フランコの名も挙がっていた。
　バックリィ役としてギターが演奏出来て歌える俳優を探していたプロデューサーはパティンソンがどちらもこなせるが、バッジリーの声がバックリィ本人により近いという理由で最終的にバッジリーに決定したと考えられている。
　ある関係者はHollywoodLife.comに「ペンはこの役を獲得して感激しています。この映画が生涯残る作品だと思っています」と語った。

　この誰もが演じたかった役がバッジリーに決定したことで、のどから手が出るほどこの役が欲しかったパティンソンは「かなりショックを受けている」と言われている。
　パティンソンは、バックリィの母マリー・グーバートさんからさえ、亡き息子役を銀幕で演じることを応援されていた。
　「ロバートはとても良い若手俳優だわ。彼がこの作品の候補に挙がっていることは、とても喜ばしいことよ」

　歌手ティム・バックリィの息子ジェフは、ミシシッピ川で洋服を着たまま泳いでいた際に30歳の若さで溺死している。
　生前に発表したアルバムは高評価を受けた『グレース』だけだったが、事故当時、メンフィスで次回作の制作を進めていた矢先で、死後にも未発表曲やライブ音源など数々の作品が発表されている。