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沢尻被告に対し「日本人として一言謝罪はほしい」東国原の発言に疑問の声“メディアがほしいだけでは”

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東国原英夫

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が、9日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、麻薬取締法違反容疑で起訴された女優の沢尻エリカ被告についてコメントし、物議を醸している。

 先月16日に警視庁に逮捕された沢尻被告。今月6日に起訴され、同日に保釈されたが、保釈時、湾岸署前に集まった報道陣の前には姿を現さず、裏口から保釈され、現在は薬物依存の治療に専念するため、都内の病院に入院している。

 そんな中、『バイキング』でも沢尻被告のニュースを取り上げ、謝罪せず、車にはカーテンが敷かれた状態での保釈について、MCの坂上忍は「夕方のニュースとかは生中継してたのにね」とポツリ。そして、話を振られた東国原は、「多くの専門家、法的な関係者、つまり弁護士さんとかは『(報道陣の前で)謝罪する必要はない』ってみんなおっしゃるんですけど、やっぱり日本人として、日本人の文化として、あるいは国民性として、一言謝罪があってもいいんじゃないか」と、謝罪がなかった沢尻被告に苦言を呈した。

 さらに東国原は、「韓国みたいに吊し上げをしろとは言わないけど、一言くらいは謝罪があってもいいんじゃないかと」と発言。そして、放送作家の野々村友紀子も、「こんなパターンあんねや、って逆にびっくりしちゃって。最近、土下座であったり、それはちょっとやりすぎ感もありますけど、出てきて一礼くらいはあってもよかったんじゃないかって思いました」と話していた。

 しかし、これらの発言についてネットからは、「メディアが吊るし上げしたいから謝罪がほしいだけでしょ」「形式だけの謝罪されても、何とも思わない」「出て来て謝った方がテレビが取り上げやすいってだけでしょ」といった冷たい声が集まっている。

 薬物犯罪など、被害者なき事件について過剰すぎる対応に疑問の声も上がるようになってきた中、世論と逆方向を行く東国原の持論に多くの視聴者が違和感を抱いてしまったようだ。

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