報道をまとめると、引退発表は所属レコード会社の幹部数人にしか事前に伝えられておらず、現場スタッフは当日の午後に知らされたという。
15年1月、デビュー以来23年所属していた事務所から独立した安室。まさに“育ての親”である前事務所の社長でさえ、引退の一報を所属レコード会社からの連絡で知ったというのだ。
「親しい関係者に対して、『40歳で引退したい』と話していたことも報じられたが、結局、どこも引退の“真相”について明確な理由を報じた媒体はなかった」(芸能記者)
11月8日には「スーパーモンキーズ」時代から、来月スタートのTBS系ドラマ「監獄のお姫さま」の主題歌「Showtime」までを収録したベスト盤が発売予定だというから、売り上げをどこまで伸ばすか注目される。
一部スポーツ紙によると、安室の引退発表により、大みそかの「NHK紅白歌合戦」に集大成の大トリ出場を果たすことが確実視されているのだとか。
安室は産休を控えた97年は紅組のトリをつとめ「CAN YOU CELEBRATE?」を歌唱。翌98年の紅白では同じ曲で公の場に復帰を果たし、歌手別最高の瞬間視聴率64・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録していた。
「昨年の紅白は安室にオファーするも、条件が合わず出場がかなわなかった。安室の引退前の紅白出場のチャンスは今年しかないだけに、NHKは最大限の待遇で安室を紅白のステージに迎えるのでは」(音楽業界関係者)
今後、どの媒体が引退を決意した理由を報じるのかが注目される。