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新作主演映画で評価を下げた沢尻エリカ

 女優の沢尻エリカが体調不良のため主演映画「へルタースケルター」(蜷川実花監督、7月14日公開)のプロモーション活動を休止することを15日、所属事務所がマスコミ各社にファクスで発表した。同事務所によると、「一定期間の静養が必要」と医師に判断され、今後の活動については「医師と相談の上、体調を整えてから仕事を再開させていただく予定です」としている。同作品では過激な濡れ場を披露していることが公開前から話題になっているが、「役にのめり込みすぎて心身ともに負荷がかかった」と説明したが病名については明かさなかった。

 「先月放送の主演ドラマ『悪女について』は事前の番宣が一切なかった。その理由について、所属事務所が『へルタースケルター』のイメージを植え付けたいがゆえに番宣をことごとく断っていたとされているが、今思えば、当時、すでに体調不良で仕事ができる状態でなかったのでは」(芸能記者)

 すでに7月5日に同映画のジャパンプレミアの開催が発表されているだけに、このまま沢尻の体調が回復しなければ、中止になってしまう可能性が濃厚だが、夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛氏との離婚問題がいつまで経っても進展しないプライベートも含め演技力はあるものの最も「使いづらい」女優になってしまったようだ。

 「『へルタースケルター』の撮影時、二日酔いで現場に来るわ、遅刻や自分のシーンが残っているのに“早退”するなど相変わらずのトラブルメーカーぶりを発揮し、共演した寺島しのぶや桃井かおりを激怒させたが、沢尻本人は意に介さず。周囲は寺島や桃井のフォローで大変だった。このままだと、今後、オファーはなくなるだろう」(映画ライター)

 主演映画の舞台あいさつでの“「別に…」騒動”以来5年ぶりの本格復帰となった沢尻だが、使いこなすのはかなり難しいようだ。

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