キャバ嬢の中で、ペラペラと自分自身のことだけを話すタイプは、どこまで嘘か? どこまでホントか? その真意を確認できないものの、次の会話へ繋げる切り口のヒントや、口説くための切り口を探すことが可能なのだ。あまりつまらない話題になった時には、少し強引にお客が話したい内容へ変えていくことが必要である。つまらない会話を延々と聞いている時間はないので、キャバ嬢のペースにハマらないように気をつけなければならない。
お客の話に対して上手く切り返して盛り上げてくれるタイプは、ペラペラと自分自身のことを話すキャバ嬢タイプと共通点があるように思われるが、実質はまったく違うのだ。
お客が話しやすい的確な質問や雰囲気作りが上手いというのが大きな特徴である。もちろん楽しい時間を過ごすだけではなく、口説くためのポイントをチェックすることが必要かもしれない。
その1、口説けるスキをみせるかどうか?
その2、どこまでお客の冗談に付き合ってくれるか?
その3、年齢はいくつなのか?
その4、キャバ嬢としてのキャリアはどのくらいなのか?
その5、指名数を取れるタイプなのか?
その6、下ネタに対する切り返しは?
以上のチェックポイントは、キャバ嬢を口説くための傾向と対策を練るために必要最低限の情報である。その他にチェックすべきことについてはその場その場で意識して、さりげなく探っていこう。
初対面にも関わらず警察の職務質問並みに「どこに住んでいるか?」と詳しく聞いてくるキャバ嬢は意外と多いので困りものだ。話し始めて3分にも満たないのに「住まい」にこだわった質問を延々と繰り返していくキャバ嬢に対して、バカ正直に個人情報を漏らす必要はないだろう。
初対面でお客の住まいを細かく質問する理由は、「会話のキッカケを探すこと」だとキャバ嬢から聞いたが、それは半分嘘である。全国の都道府県それぞれにはお金持ちが多く集まるエリアというのがあるので、大体の住所で「お金持ちのエリアに住んでいるか否か?」と確かめる意味が含まれている。もちろん全てのキャバ嬢がそこまで考えて「お客の住まい」を質問しているわけではないが、指名を多く取るタイプなら意識していてもおかしくはない。
上記に出したタイプはあくまでも一例である。キャバ嬢が100人いれば100のキャラクターがある。面倒臭いタイプは上手くかわして、キャバクラを楽しもう。そしてスキがあれば口説こう。
(月山皇)