マイクロチップは直径2ミリ、長さ1センチほどで、専用の注射器を用いて入れる。すでにマイクロチップ先進国といわれるヨーロッパのスウェーデンでは、日常の買い物のほか、鉄道の乗車券代わりに使えるようになっているようだ。MCのふかわりょうから「一年くらい前から、ちらほら出てきている……」と話題が振られると、マツコ・デラックスは「体の中に埋め込むとか象徴的な出来事じゃない。キャッチーだから話題になりやすいけど、もっといい方法が出てくる気がするわよね。こういう技術がイヤというのはまったくないけど、ここに入れるっていうのはちょっと抵抗があるから」と自らの手を示しながらコメント。これには、ネット上でも「確かに体に半永久的に埋め込むっていうのは抵抗ある」「まだ試行錯誤の段階だろうし、人体実験してるようなもんじゃね?」「義務化されない限りはやらないと思う」といった声が聞かれた。
若林史江が「犬猫は普通に入っている」と話すと、マツコは「あれも、もちろん正義でやっているというのはあるけど、犬猫さんに聞いたわけでもないじゃない?」とツッコんだ。さらに、「こういう世界になっていくのはすごいわかるんだけど。ほかの方法ない? 私、ピアスの穴も開けていないオカマなのよ。生まれた姿を守っているオカマなのよ」と震えつつ嘆いだ。これには、ネット上では「マツコって意外にも“純潔”なんだな」「化粧と服装以外は生まれたままの姿なのか……」といった驚きの声が聞かれた。
マツコ・デラックスは、オネエ系タレントとして知られるが、いわゆる性転換手術や整形手術などは受けていない。そのため、下半身は男性のままである。そうした生き方をしてきたからこそ、体に何かを埋め込む行為にも抵抗感を示したのかもしれない。ネット上でも「やっぱりチップは抵抗あるわ」「マツコに同じく、なんとなくイヤっていうのはある」といった声がある。やはり現状では、マツコに同じく、マイクロチップ埋め込みはどこか違和感を覚える人間は多いようだ。