昨年末ごろから、小池栄子、佐藤江梨子らが所属する芸能プロ「イエローキャブ」の経営危機が報じられるようになった。
「先月末に以前よりも狭い事務所に移転。ここ数カ月間で、突然経営側から給料減を言い渡され、労働条件面で折り合いがつかなかった社員数人が退職した。同社の利益は08年1月決算で594万円のプラスだったが、09年1月決算では2億円以上のマイナスに転落。おまけに、現社長と、朝青龍の暴行事件で被害者との示談を成立させた、実質的なオーナーであったパチンコ会社社長との間に亀裂が生じ、オーナーが離れてしまったため、資金繰りが相当苦しくなった。
事務所の屋台骨を支えているのは、小池とサトエリの稼ぎのみだが、そろそろ2人のギャラのダウンが言い渡されそうな気配で、移籍先がみつからなければ独立する方向で動いている」(テレビ関係者)
同事務所はもともと現在、“巨乳ブーム”の火付け役である野田義治氏が設立したが、「新株発行の件でオーナーらと対立し04年10月に新事務所を設立し、所属タレントの大半が野田氏についていった」(同)というが、小池とサトエリはついていかず。
「小池とサトエリは野田氏に薄給で酷使されたため袂を分かった。しかし、イエローキャブが経営危機の中、野田氏が水面下で再建のため動いており、そのうち経営に介入するのではと言われている。その前に、小池とサトエリは事務所を離れようとしている。元オーナー氏は、元横綱朝青龍のために芸能事務所を設立したので、小池とサトエリがそこに所属する可能性もある」(芸能リポーター)
2枚看板のタレントが抜ければ、事務所は一気に傾きそうだ。