岡村は「僕、野球は素人ですし、何もわからないんですけど、やっぱりグッと来ましたね」と感慨にふけった。イチローは、20日と21日に東京ドームで行われたアスレチックスとの開幕2連戦に出場するため来日していた。20日の試合では、4回途中でイチローが交代したことを受け、岡村は「正直、なんで交代さすねん」と思いましたと話すも、ベンチに帰って来たときにはハグをしており、「メジャー流のレジェンドに対するセレモニー的なことなんやな」と思い直したようだ。岡村は「終わってからやるよりは途中で区切りつけるのがメジャー流」であり、そちらの方が「最後まで試合出て引退しますというより、イチローほんまにこれで終わったという感じにあれでなれたかな」と演出の意図をさぐった。岡村にとってイチローは超人であり、「体型も全然変わらへんし、年々すごなってるっていう噂もあったから、ほんまに50くらいまでやるのかなと思っていた」とも話した。
岡村は今後の展望として、「なんなら日本へ戻ってきて、オリックスで一年とかやって、最後に日本のプロ野球盛り上げて引退しますっていうのもあんのかなと思ったりして」とイチローの今後に期待を寄せた。さらに、マリナーズの監督の名前がサービスであったことを受け、「あれが監督なりのサービスだったのかな」と話しトークを締めるも、すぐに「自分でうまいことなんとなく落とせたかなと思っていたが、しょうもないこと言うてしまいましたけど」と話し笑いを誘っていた。
これを受け、ネット上では「悲しいがイチローは戦力じゃないけど、日本での、恐らくプロでの最後の試合やからスタメンにしただけ」「岡村さんも自身の芸人としてのありかたを考えていそう」といった声が聞かれた。
野球はわからないとしながらも、ほぼ同世代のスターとして、岡村はイチローに思い入れがあるようだ。