放送されたのは「ロンハーに時々呼ぶかもしれない女性タレントオーディション」。みちょぱ、ゆきぽよ、藤田ニコルに次ぐ新しい女性タレントをオーディション形式で探す企画で、淳、FUJIWARA・藤本敏史、有吉弘行らが別室におり、面接官(ディレクター)にインカムで指示を出していく。
今回『ロンハー』であることは告げず、新番組のオーディションという触れ込みで募集。動画審査を経て、ほとんどテレビには出演していない女性タレント12人が参加した。オーディションでは、ジャグリングが得意なタレントに「落としたら失格」と厳しい条件を突き付け、半泣き状態にさせたり、体を張るのが好きと言いタガメを持参したタレントに、大量にタガメを食べさせたり、今のご時世ではなかなか見られない攻めた内容が放送された。
そうした、時代にそぐわない内容ということもあってか、ネットでは「今日のロンハー最低 頑張ってる女の子達笑い者にして…それがバラエティなの?いじめといじりが違うとかそういう話し?」、「胸糞悪いなこの企画。そう感じるようになったのは歳のせいか」、「なんか視てて不愉快になるのは俺だけなのか?パワハラ、圧迫面接嫌いなんだが」と不快に感じる視聴者もいたようだ。
「誰も逃げることなくやり切ったわけですから、彼女たちもそれほどレギュラー番組が欲しくて必死だったのでしょう。確かにやりすぎの面はありましたが、ただ、わざわざチャンネルを合わせて、番組ハッシュタグまでつけて文句を言う人の労力がすごいなとは思いますけどね。予告で伝えているのである程度予想はできたとは思いますが…」(芸能ライター)
オーディションに参加した女性タレントたちは「面白く感じてくれれば」とツイートしていることが多い。それほど芸能の世界で生きていく強い気持ちを持っているのだ。制作側と視聴者の「いじめといじりの線引き」にギャップが生まれてきているようだが、「かわいそう」だと批判的になるのは、結果的に彼女たちの首を絞めることになるのかもしれない。