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“母の日の花を控えて”介護職員の発言が物議 「ちゃんと世話をして」「捨てないで」と頼む家族も

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画像はイメージです

 情報番組『モーニングショー』(テレビ朝日系)で取り上げられた介護職員のある発言が反響を呼んでいる。

 話題となってるのは、5日にツイッターで介護職員を名乗るユーザーが発信したあるツイート。そのツイートでは、母の日になると施設にたくさんの花が送られてくると前置きされ、利用者のお世話という職員の仕事に花の世話という仕事が増えてしまうので、花を送るのは控えていただきたいといった文面がつづられていた。

 10日放送の『モーニングショー』ではこれを取り上げ、このツイートに、介護の現場から働く人たちから同意の声が多数寄せられていることを紹介。また、街行く人のインタビューで、「やっぱり贈る気持ちって大事だと思うので、ダメって言われると寂しいかなと思う」「一年に一度くらい、母の日くらいお世話してくださってもいいと思う」と、それでも花を送りたい人の意見を取り上げていた。

 また、スタジオでは、花瓶がないのに花束だけを送ってくる利用者家族のほか、枯れた花を見て「心を込めて贈ってくれたものだから捨てないで」と言う利用者や、「ちゃんとお世話してくれたの?」という利用者家族もいることを取り上げていたが、コメンテーターの玉川徹氏は「(花瓶がないのを知らないのは)介護施設に行ってないんですよ。行かないから送るんですよね」とバッサリ。長嶋一茂も「花送られるよりも、週1回来てもらったほうがいいよね、手ぶらでね」と言い、介護施設に花を送る事に対して否定的な姿勢を見せていた。

 この特集に、ネットからは「花を送るって、やっぱり自己満足でしかないよね」「玉川さんの言う通り、会うのが一番」「枯れたらクレームとか怖すぎる…」といった反響が続出。また、「今はプリザーブドフラワーもあるし、世話要らずの贈り物でも良い気がする」「プリザーブドフラワーとかハーバリウムを送るようにしたらいいんじゃないかな?」といった代替案も出ていた。

 5月の第2日曜日に設定されている「母の日」。今年は12日だが、果たしてこの特集で介護の現場が変化することはあるのだろうか――。

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