同作の実写化は1974年に公開された目黒祐樹主演の映画「ルパン三世 念力珍作戦」以来2度目となるが、各紙によると、主要キャストは次元大介役が玉山鉄二、石川五エ門役が綾野剛、 峰不二子役が黒木メイサ、銭形幸一警部役が浅野忠信。メガホンを取るのは上戸彩の主演映画「あずみ」などの北村龍平監督。
小栗は10カ月間のアクショントレーニングと8キロの減量で役作りを行い、口調もアニメ版を意識。 先月からタイでクランクインし、赤ジャケットに袖を通した姿は、原作のモンキー・パンチ氏から「漫画の中から飛び出したようだ」と絶賛されたというだけにかなり期待できそうだが、小栗以外は別のキャストの名前があがっていたようだ。
「構想は数年前からあり、一部が報じたところによると、 次元役に藤原竜也、石川五ェ門役に阿部寛、ヒロイン役には綾瀬はるか、銭型役には香川照之、監督には三池崇史監督の名前があがっていたようだ。ところが、綾瀬がオファーを蹴って沢尻エリカの名前があがり、そこからほかの主要キャスト、監督ともにどんどんほかの名前があがって今回の発表に落ち着いた」(映画関係者)
小栗と黒木といえば、小栗主演の人気映画シリーズ「クローズZERO」で共演。
黒木といえば、これまで男勝りな役柄が多かっただけに、フェロモンムンムンの超ド級ボディーで男たちを虜にする不二子役はやや荷が重いような気もするが、少なからず不安要素もあるようだ。
「綾野といえば、出演した今年公開された人気アニメの実写版映画『ガッチャマン』が大コケ。人気アニメの実写版は一度厳しい評価をされるとそれがもろに客足に響いてしまうだけに、プロモーション活動も含め、“ファン離れ”を起こさないような戦略を練った方が良さそうだ」(芸能記者)
どこまで小栗がルパンに近づけるかが見物だ。